松井直輝の教育観
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家庭教育について

豊かさの副作用
昔は金属バット殺人事件がニュースになりました。子が親を金属バットで殴り殺した事件でした。今は親が子を橋の上から落とし殺害したり、暴力(身体的虐待)をふるって殺害したり、食事を与えず殺してしまう(ネグレクト)というような事件が後を絶ちません。親も子も切れる時代です。一体日本はどうなったのでしょうか。

戦後60年が経ち日本は豊かな国になりました。ほとんどの子どもは食事にありつけます。栄養失調という言葉は死語になりました。お菓子を食べたことのない子どもはいません。クリスマスにサンタがやって来ない子どもも少ないでしょう。家にはおもちゃがあふれています。まさしく「もったいない」の宝庫が日本です。この豊かさが日本人の心を弱くしました。豊かさの副作用です。我慢することが親も子もできなくなってきました。
ファーストフード、宅配便というように、速さがサービスの時代です。家にいながらテレビショッピング、カタログショッピング、そしてインターネットでショッピングです。本当に便利です。お正月もおせち料理を作らなくてもOKです。なぜなら元旦からコンビニはあいていますし、レストランもオープンしています。私が子どものころは静かなお正月でした。店などどこも開いておらず毎日おせち料理をいやいや食べたものでした。

家族の形態も変わってきました。核家族そして老人専用の施設と親子三代の大家族が珍しくなっています。同居しないと本当に気楽です。しかしこの気楽さが心の弱さに拍車をかけています。  自分本位なわがままな人間が増大しています。

家庭教育が基礎
このような時代背景のもとに家庭の「しつけ」が崩壊しました。今までは同居していたお年寄りに気を使い、お年寄りから知恵をもらい、子育てやしつけの相談をしていたのが今はなくなっています。
お年よりも孫がかわいいばかりに甘やかし、孫に嫌われることを恐れしつけができなくなってきています。時代が変わってしまったからでは済まされない状況です。公園デビュー、サークル活動、インターネットで子育て相談と本当に時代は様変わりです。

しかし人間に必要な「しつけ」はいつの時代でも同じです。これが【態度教育】です。 挨拶・返事・履物をそろえる・立腰(姿勢)・食事のマナー。私は、この大切なしつけをしっかりしつけられるお手伝いをしたいと考えています。
現在は私の任意団体のエンジェル・サポート・アソシエーション(A・S・A)をNPO法人とし、全国に子育て支援のアソシエーションを作りたいと考えています。今も全国で子育て講演会を始めサークル支援やカウンセリングを行っています。
家庭教育が基礎です。皆さんと何が大切かを考えていきたいですね。



人間に必要な「しつけ」はいつの時代でも同じです(幼稚園の宿泊保育にて)

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態度教育について
子どもの心を鍛え、自律した人間を形成するためにはしつけが最も重要です。

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