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教育よもやま話第19号
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【教育よもやま話第19号】〜松井直輝の教育に役立つメルマガ〜
19.言葉の影響力そのB
居酒屋「てっぺん」の経営者の大島啓介氏から聞いた話です。
彼はあるセミナーで「意図と方法」ということを学びました。
私も同じセミナー出身ですが、意図と方法の割合はどれくらいでしょうか。
意図とは目的とか最終結果です。
方法とはやり方です。
その重要度の比率を考えましょう。
例えば意図が50に対して方法も50。
重要度は半分半分という考え方です。
イヤ、意図は20で方法が80という、手段重視の考え方もあります。
またその反対もあり、意図が80で方法は20という意図重視の考え方です。
さあ皆さんはどうお考えですか。
答えは意図が100パーセントです。
つまり目的や最終結果が最重要で、意図が明確なら方法は無限大にあると言われます。
子育てで言えばどのような人間に育ってほしいかという最終イメージです。
社員教育で言えばどのような社員になってほしいか、その理想像を明確にしないといけないということです。
意図が明確ならその達成方法はいくらでもある(∞)というのです。
従って、意図が不明確だと方法も少なくなると言います。
しかし増えるものがあります。
それは「言い訳」です。
会社が悪い、世の中が悪い、上司が悪い、お客様が悪いと、言い訳や不平不満が増えると言います。
皆さんどんな言葉を使っていますか。
意識してみましょう。
無意識に否定的な言葉を使っているということは意図が不明確な証拠ですし、元気がまったく出ません。
ジャイアンツに桑田投手がいました。
彼は1年目は2〜3勝しかできない投手でした。
しかし2年目から18勝をあげられるような投手に変身しました。
それは言葉使いを変えたからです。
彼はよくマウンドでグローブに向かってごじゃごじゃ言っている姿を目にしませんでしたか。
例えばヒットを打たれてランナーが一塁に出ると彼はこう言います。
「わざわざダブルプレーになるためにヒットを打ってくれてありがとう。」と。
そしてピンチを前向きに捕らえチャンスにしてしまっていたのです。
スーパー前向き人間が桑田投手です。
今まさに怪我の乗り越えメジャーに再挑戦しようとしています。
ピンチはチャンスです。
言葉を前向きにして、すべてを肯定的に捕らえるとわくわくし、力を発揮できます。
その逆に、だめだ、だめだと思い、何でこんなピンチになったのだろうと考えて否定的な言葉を使っていると、過度に緊張し、力を発揮できません。
言葉には不思議な力があります。
前向きな言葉を使いましょう。
この前向きな言葉を唱えることを「アファーメーション」と言います。
アファーメーションは夢を実現する大きな力になります。
自分のなりたい自己イメージを言葉にし、前向きな言葉をいつも唱えるとそのようになっていきます。
幼稚園で落ち着かない子がいました。
しかし家ではとてもお利口さんでした。
実はお母さんが病気になってしまったので、家族中で「迷惑かけたらあかんで、かしこうしときや。」と言われていたのです。
お母さんは、自分が病気になったことでわが子に対して罪悪感を持ってしまい、すっかり自信をなくされていました。
そこでお母さんにアファーメーションのことを伝え、元気になる方法をお話しました。
毎日「私は元気ありがとう。」と一日100回声に出して言うという約束をしました。
そのことによりお母さんの罪悪感も消え、自信の回復になると考えたからです。
本当は1日1000回がいいのですが、ちょっと大変なので100回にしました。
何が起こったかと言いますと、子どもが落ち着きました。
驚くほど落ち着いて保育に参加しだしました。
お母さんの否定的な気持ちが子どもに反映し、不安定にさせていたのですね。
言葉の影響は信じられないくらい大きいのです。
皆さん、前向きな言葉を使いましょう。
そして意図を明確にしましょう。
どんな子どもに育ってほしいですか。
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