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教育よもやま話第21号
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【教育よもやま話第21号】〜松井直輝の教育に役立つメルマガ〜
21.我慢について その@
「切れる子が増えている」と言われて久しくなりますが、最近では子どもだけでなく親にもあてはまります。
子育てに我慢や忍耐力はつきものですが、子どもが言うことを聞かないのですぐ手を出す親(虐待)や、自分の思うようにならないので常にイライラしている親。
また一人で悩みその苦しみに耐えられない親が増えています。
あなただけではありません。
多くの人がこのように感じていますが、いずれにしても子育てが楽しくありませんし、子どものかわいらしさに心が動かず癒されていません。
元来子育ては楽しいものです。
子どもはかわいいものです。
そのかわいさがあるから子育てができます。
ちょっと一息ついて子どもの「かわいさ探し」をしてみませんか。
子どもの寝顔をゆっくり眺めてみませんか。
そんな立ち止まる時間や余裕が必要かもしれません。
子どものことに話を移します。
子どもも我慢ができません。
今の時代なんでもすぐに手に入ります。
おもちゃをはじめ物が家にあふれています。
食べ物も欲しい時に欲しい物が手に入ります。
昔はきょうだいが多く、貧しくて食事もままならず我慢をしなければならない生活環境でした。
今は生活環境自体がファーストフードを代表として、待たせず、手軽に手に入る便利なスピード時代です。
この環境の中で我慢を教えるのは至難の技です。
反社会的行動があります。
非行と自殺です。
とても増加しているのは周知の事実です。
これを引き起こす親の養育態度の中で【我慢を教えていない】というのが一番の原因と言われています。
今の時代に一番教えにくい我慢を教えないと、反社会的行動をとる子どもになってしまうということです。
この我慢には二つあります。
一つは恨み辛みのある我慢ともう一つは達成感のある我慢です。
恨み辛みのある我慢は、例えばきょうだいで「お兄ちゃんでしょう。お菓子くらいあげなさい。」と言ってお兄ちゃんに我慢させます。
下の子が泣くのがうるさいので、ついつい上の子に我慢をさせます。
お兄ちゃんの立場で考えてみましょう。
「何でいつも僕だけ我慢せんとあかんねん。あれは僕のお菓子や。きっと僕は嫌われているに違いない。弟の○○がおるからこうなるんや。○○は嫌いや。」となります。
子どもには今の現状を十分理解する理性のパワーがまだ発達していません。
つまり、親の立場になって考えることはできないのです。
子どもの特徴は自己中心的思考です。
さらにその理性のパワーを補うのに「魔法」を使って現状を理解しようとします。
魔法とは大人の常識では理解できないとんでもない発想やおもいつきです。
その魔法を使うと「何でいつも僕だけ我慢せんとあかんねん。あれは僕のお菓子や。きっと僕は嫌われているに違いない。弟の○○がおるからこうなるんや。○○は嫌いや。」という解決方法をとってしまうのです。
ですからこの我慢はあまりお勧めできません。
もう一つの我慢は目標が伴います。
これに関しては次回にお話させていただきます。
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