教育よもやま話第21号(12月1日配信号)

タイトル 教育よもやま話第22号
本 文 【教育よもやま話第22号】〜松井直輝の教育に役立つメルマガ〜

22 我慢いついて そのA

前回「我慢」についてお話しました。
我慢には二つあります。
一つは恨み辛みのある我慢ともう一つは達成感のある我慢です。
恨み辛みのある我慢は、前回お話した通りです。
今回はもう一つの達成感のある我慢についてお話します。

達成感のある我慢には目標が伴います。
逆に言いますと目標が無いと達成感がありません。
その目標は子どもにとって価値あるものでないといけません。
押し付けられた目標ではやる気になりません。
親がさせたいことが、子どものやりたいことにならないといけないのです。
その目標にしていただきたい一つに【お手伝い】があります。
お手伝いをするとお母さんが喜んでくれます。
こう言うと「子どもがお手伝いをすると返って仕事が増えて大変なの。ちっともうれしくないわ。」と反論するお母さんもいます。
その通りですが、子どもにとってはお母さんのお手伝いはとてもうれしいことなのです。とても価値があるのです。
ここは百歩譲っていただいて喜んでお手伝いをさせてあげてください。

目標を立てる方法ですが、まずはお子さまと話し合いどのようなお手伝いをするか決めましょう。
できるだけ具体的に決めましょう。
例えば「朝起きたら一番に新聞を取りに行く。」というようにいつ何をするかです。
メルマガ20号の「心指導」でも書きましたが、我慢イコール心を強くすることです。
心を強くするためには簡単なことの継続が心を鍛えます。
例外なくやりきるのです。
昔は厳しい生活環境が心を強くしましたが、現代ではそれは期待できません。
だからあえて目標を設定して、その目標に向かってこつこつ努力することにより心を強く鍛えていかないと切れる子になってしまいます。
しかし、子どもは気ままです。
見たいテレビがあるとお手伝いをしません。
機嫌が悪いときもしません。
これでは我慢を教えることになりません。
これを容認すると勝手気ままな子どもになってしまいます。
まずはお手伝いをするという目標を立て、子どもに合わせて一緒に行います。
特に幼児期は一緒に行い、できたことをほめます。
その繰り返しで一人でもできるようにしていきます。
つまり目標を立てたらチェックしないといけません。
チェックは、できていないことを責めるために行うのではなく、できていることを確認してほめるために行います。
チェックは、できていないなら一緒に行い最後までやらせきるために行います。
そこでしっかり認めほめます。
キーワードは【一緒】【やらせきる】【ほめる】です。
実はチェックすることにより親の心も鍛えられるのです。
毎日毎日チェックするのは大変ですよ。
子育てはまさしく自分育てですね。
子どものおかげで自分も成長させてもらえるのです。
ありがたいですね。
子どもに感謝です。

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