ここにメルマガのタイトルを入れてください。(1月21日配信号)

タイトル 教育よもやま話第27号
本 文 【教育よもやま話第27号】〜松井直輝の教育に役立つメルマガ〜

27.過保護 そのA

前回は過保護の例をひとつ掲載しました。
過保護とは子どもがやろうとしているそばから親がそれを取り上げ、先にやってしまうことです。
しかも厄介なことにそのことに親は気づいていません。
無意識の行動です。
過保護は子どもの自立を奪ってしまいます。
だからとても子育てには不都合です。
その例を次に挙げます。

「自分で服を着なさいと言いながら母親が着せている人。」「靴をはきなさいと言いながら親がはかせている人。」です。
言葉と行動が一致していません。
口では自分でしなさいと言っているにもかかわらず、子どもがやろうとしているにもかかわらず「もうしょうがないわね」なんて言いながら服を着せています。

子どもの側に立ってみましょう。
はじめは子どももやろうとするのです。
しかしやろうとするしりからお母さんが手を出してくるのです。
お母さんが待てないのでしょうか。
そのうち子どもは「僕は何もしないほうがいいのだ。だってボーとしているとお母さんが何でもしてくれるもん。」と思うでしょう。
また、このような子どもは将来人のせいにする子どもになってしまいます。
なぜなら、「何事も自分で選択し、決断し自分で行動する。だから責任は自分にあり人のせいにはしない」というのが自立だからです。

これに対し過保護の親は親が選択し、親が決め、親が行動します。
もしうまくいったら「お母さんの言ったとおりでしょう。」と親の手柄です。
しかし、もしうまくいかなかったら親のせいです。
子どもは親の選択と決断を責めます。
「ママ。どうやってするの。早く決めてよ。」と。
つまり自分では決めないので、うまくいかなかったときに、他人のせいにする子どもに育ってしまいます。

お母さんの心の中をのぞいてみましょう。
お母さんは心配で心配でたまりません。
だから子どもの考えや気持ちは軽視してしまいます。
かわいいわが子に何かあったら大変です。
自分が最良であると考えることを押し付けます。
「今日は寒いからコートを着ていきなさい。」と押し付ける人です。
子どもの意見は聞きません。
一方的です。
この子はまだ小さいから自分で判断できないわと思っています。
心配性の人です。

皆さんどうでしょうか。
過保護度はいかがでしょうか。

最後にもうひとつ。
小学4年生の子どもです。
夏休みの宿題が8月31日になってもまだできていません。
あなたはどうしますか。
@お母さんがやってしまう。
A放っておく。
さあどちらでしょう。
子どもに自然な体験と結末を経験させることは大切なことです。
子どもとともに宿題をしてあげるのもよし、あれだけ言っているのにまだしていないのはあなたが悪いと言って突き放すのもよしです。
しかしお母さんだけで仕上げないように。
だって子どものための宿題ですから。
そんなあなた、過保護ですよ。    

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