教育よもやま話第32号(3月11日配信号)

タイトル 教育よもやま話第32号
本 文 32.職場の三原則について そのA 場を浄める

森信三先生は職場の三原則を私たちに教えてくださいました。
それは、
一. 時(とき)を守り
一. 場を浄め(きよめ)
一. 礼を正す
です。
職場の三原則は、家族の三原則でもあります。
では、場を浄めることについてお話します。

質問です。
日本には「やおよろずの神」がいると言われていますが、一体何人の神様がいらっしゃるのでしょう。
「やおよろず」とは「八百万」と書き文字通り八百万の神様がいらっしゃると言われています。
つまりあちらこちらに神様がいらっしゃるのです。

部屋に出入りするときに一礼をして出入りしますが、これはその場にいらっしゃる神様に「この場に入らせて頂きます。よろしくお願いします。」
「この場で仕事をさせて頂きました。ありがとうございました。」という礼儀です。
また、神様は場が汚れているのが嫌いです。
ですからしっかり掃除をすると神様も喜んで頂けるのです。
機嫌の良い神様は私たちにお力を貸してくれます。
しっかり掃除をすることにより、願いが叶うということです。
こんな考えいかがでしょうか。
私は結構この考え方を信じています。
幼稚園で怪我が起こると必ず【掃除】をして場を浄めます。
するとピタッと怪我がなくなります。
これは次にお話しする『心の荒み』に通じるのですが、場が乱れているとその乱れた場にいる人の心まで乱れるのです。
結果子どもや先生の心が落ち着かず怪我につながるのです。

現実的なお話に戻します。
No.20の心指導でもお話しましたが、心を美しくする一つに場を清めることをお伝えしました。
場が汚れていると心に『荒み(すさみ)』が入り、心が汚くなります。
よくごみだらけの部屋に住んでいる若い女性の話を聞きますが、いくら着飾っても心の中は荒みでいっぱいでしょう。
心が醜いのです。

レストランの厨房です。
ピカピカな厨房だと安心ですね。
清潔です。
そのピカピカな厨房は、ここで働いている人の心を表しているかのようです。
逆に厨房の整理整頓はできていないし、ゴミだらけだったら不快になります。
食中毒の心配をしたり、何か不正までしているのではないかと疑ってしまいます。

3S(サンエス)という言葉があります。
この3Sを実践すると業績が上がると言われています。
3Sとは、「整理・整頓・清掃」です。
家庭でも、職場でもこの3Sを実践し、美しい環境で生活をしましょう。
これは空間の秩序を保つことになります。
縦・横・前後左右の空間の秩序を整えましょう。
そしてしつけの一つに3Sを取り入れましょう。
場を浄めることはその人の心を現れです。
しっかり掃除を行いましょう。

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