教育よもやま話第40号(6月1日配信号)

タイトル 教育よもやま話第40号
本 文 ☆教育よもやま話第40号☆
〜松井直輝の教育に役立つメルマガ〜

40.自発性

活力朝礼の目的についてお話しています。
C自発性の能力のアップについてです。
日本では「守・破・離(しゅはり)」という教育法があります。
特に日本の伝統文化(茶道や花道)やスポーツ(柔道や空手)ではこの教育法を行っています。
「守」とは、稽古して師匠に言われたことをそのまま実践することです。
形から入る学ぶ段階です。
「破」とは、それから抜け出し身につける段階です。
「離」とは、自分のものにし、使いこなす段階で、オリジナリティーを発揮する段階です。
日本人はまねるのが得意と言いますが、この教育手法から来ているのではないでしょうか。

最初の段階は形から入るので、意味もわからずただただ言われた通りにするということがあります。
このときが大切なのです。
心のコップが上を向き、素直な人間はその教えをそのまま受け入れひたすら練習します。
「やらされる」のではなく「やっている」のです。
夢中でするとおもしろいのです。
本気ですると楽しいのです。
逆に言いますと、おもしろくないのは本気でしていないから、夢中になっていないからなのです。

これを朝礼の10分間で作り出します。
まずは言われた通り行います。
次はそれが身につき使いこなすことができます。
さらに、実践していくうちに「改善」が出てきます。
この改善が創造性をかきたてるのです。
いやいややっていると改善点は出てきません。
つまり創造性は発揮されないのです。
どうせするなら夢中でしましょう。
どうせするなら一所懸命実践しましょう。
どうせするなら本気で取り組みましょう。
そうすると楽しくなるのです。
やらされているのではなく、自ら「している」のです。
これを自発性と言います。
自発性があってはじめて創造力が発揮されるのです。
朝礼では輪読があります。
輪読の第一段階は、われ先に「ハイ」と返事をして読む段階です。
第二段階は、誰かと「ハイ」と同時に言ったら「どうぞ」と言って譲る段階です。
第三段階は、「ハイ」と言った人全員で声を合わせて、心をそろえて読む段階です。
当園では第三段階を実践しています。

自発性とは「自分で選び、自分で実践する。だからその責任は自分にある。決して他人のせいにはしない。」という能力です。
過去と他人は変えられません。
変えられるのは今ここの自分だけです。
今ここで、夢中になって取り組みましょう。
そうすれば創造性も発揮できるのです。
本気の朝礼です。

■□■松井直輝のメルマガ登録、活力朝礼見学、講演依頼、朝礼DVDの購入などは松井直輝のHP  http://www.matsui-naoki.com  からご利用ください。■□■

バックナンバー一覧に戻る